Archive for 07 October 2006

07 October

起死回生のプリンター購入


今度、会社のプリンターを買い替えることになりました。
以前の複合機(PIXEL)では仕事に支障が出て来たからです。
替えるのは、キャノンの「ImagePRESS」という複合機なのですが、
なかなかの優れもんで、カラーコピー・モノクロコピー・両出力にFAX付き。
用紙も通常から厚手まで、アート紙やコート紙まで出せるし、
用紙のサイズもノビサイズより大きめといった、
DTP作業に目一杯対応した機器です。

カラーマッチングも優れているし、これで会社の仕事もやりやすくなるかな?
当然投資金額も半端じゃないんだから、良くなってもらわないとね。

前にも話したけど、いろんな機器が随分進化したよね。
うちの会社がMacを初導入したのが、14年前。
当時最初に購入したのが「Power Macintosh 8100/80」というマシン。



今考えると遅いし、すぐフリーズ起こすし、OSも(当時KT7.1)使いがって悪いし、
実画像なんか貼って、仕事してたらマシンが動かないことだってあったぐらい。
よくこんなマシンで仕事してたよね。(Appleさんゴメンなさい)

DTP関連のアプリケーションも、今からじゃ考えられないくらい少機能。
QuarkXPressはバージョン1で、Adobe Illustrator4.0、Photoshopも3.0なんて時代。
出来ることも機能も少なかったね。
けど当時はMac使って、ラフ制作や版下を作ってた時代だったから、
こんな機能で充分だったのかもしれないけど。
それより、世のデザイン事務所がまだまだ手作業で制作していた時代、
アプリケーションの使い手がいなく、だれにも相談できないし、
教本とかもほとんど皆無。
自力でなんとか操作方法を覚えてくような状態でしたね。

それが今じゃマシンは速いし、ハードディスクもテラの時代。
入稿用のメディアも当時はMO230か良くてJAZZ。
最悪はフロッピーを何枚かに分けて入稿なんてこともあったね。
当時のMOなんて、230MB保存するのに30分もかかる時代でしたよ。
今じゃ普通にDVD-RだCD-Rだ、最近じゃサーバにアップで届けいらず。
ほんといい時代だね。

でも、最近よく思うことがある。
機器類は良くなったのに肝心のデザイナーはどうよって。
なんかデザイナーって言うより、オペレーターって言ったほうがいいのでは?
あまりに便利になりすぎたせいで、デザインの質が落ちたような気がする。
いろんな広告見ても、どっかの真似が多いし、
どっかで見たことある写真(素材フォト?)ばっかだし。ラクしてんね〜と思う。
だから撮影とか減るし、価格も安くなってるのは不況だけのせいじゃないね。

書体の使い方もワンパターンで良くないしね。
写植時代には写研の文字に飽きて、モリサワの書体求め外注したぐらい。
(今じゃモリサワオンリー状況)
細かいこというと文字組・行間はバラバラ、誤字脱字はあたりまえ。
箱組なんて聞いたことないんじゃないのって思う。
なんかプロ意識がないよね。教える人が悪いのかな?

たしかに若い社員に聞くと、最近のデザイン系専門学校では、
Macの操作とアプリケーションの使い方をメインで教えてるらしい。
それじゃパソコンオペレータの養成じゃない。
もっと人間的な造形心理学とか色彩学とかを、教えることが出来ないのかね?
自分の時代の学校では教えてくれたけど。
(当時はこんな授業いるのかな?って思ってたが)
特に文章の組み方は、読む人の気持ちにならなきゃ絶対無理。英語も日本語もね。

自分の考えが古いのかもしれないけど、
写植・版下時代からデザインやってる人間て、やっぱ仕事が丁寧というか、
きちんとしてるような気がする。
少なくとも、作品を「見られてる」的感覚があるような気がする。
だから恥ずかしい仕事(作品)は世に出せない。
うちの社員には、そういう考えを持ちながら仕事するように言ってます。

その一環として、会社のみんなで印刷会社を見学してきました。
文祥堂という印刷会社でもう16年の付合いになります。
昔から製版技術は抜群で、印刷もぴか一にきれいで我社自慢の印刷会社です。
見学してみて分かったことだが、印刷技術も随分変化し、
水なし印刷や大豆インクなど、エコや技術の進化にびっくり。
印刷のコンピュータ化はデザイン業界よりは必要だし、うまく使ってるね。
特に自動製版機とか輪転機の進歩はすごいね。
デザイナーなら一度は印刷技術の見学をするべき!

新しいプリンターや詳しい新印刷技術については、後日詳しく報告しますね。

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懲りずに、また飲みに来てます


健康診断の結果が良かったせいで、最近飲みすぎです。
またまた懲りずに飲みに来てます。
こんなに飲んでて会社大丈夫かな? 心配です。
そういえば最近暇ですね。だれかお仕事ください!

今回の会場は以前紹介した「ねぎぼうず」。
久々なので、さっそくメニューを物色すると、
あるじゃないですか、美味いもん!

まずは「ホヤの塩辛」です。



これはなかなか考えられたメニューです。
なぜかと言うと、ホヤは一度死んでしまうと相当強い臭いがします。
なのでホヤを生で食べるには、生きているうちが鉄則!
この品はそんなホヤを美味しく食べながら、多少の保存もきくといった優れもの。
美味しさを持続させるには、いい料理法だね。
またホヤが苦手と言う人にも、これならお勧めです。
ちなみにホヤは実家のある山形でもよく捕れます。
生きたうちに生で食べるとオレンジの香りがして、とても美味しいです。

続いては「もつの煮込み」。



庶民の味もつの煮込みは、下町や競馬場などでよく見かけますが、
月島にある「岸田屋」のもつ煮込みは有名です。
ねぎの煮込みは、もつがトロトロになるまで煮込んだ、ちょっと濃いめの味。
しょっぱいもんが好きな人には、たまりませんよ。
なぜか煮玉子入りもオリジナルで嬉しいのです。

次は、以前紹介して映像がなかった「鯨のさえずり」、鯨の舌です。



これがさえずり言います。どうですか、美味しそうでしょ。
味については以前の日記を参照してください。

続いてやってきたのが「馬のたてがみ」といいます。



馬の首辺りの肉です。肉といってもほとんど油。ラードみたいです。
通常は馬刺しに巻いて食するのですが、このメニューはたてがみだけ。
食べてみると、ラードよりはちょっとお肉の味がする感じ。
けど、こればっか食べるのはちょっときついかも。

そして次は、ねぎぼうずが今月中旬までやってるサービス商品「松茸の土瓶蒸し」です。



サービス券をもらうといただけます。
実はこのサービス券、うちの会社で制作してるんですが、
なぜか店長、俺達にはなかなかくれません。
今回はなんとかありつくことが出来ました。
やっぱ秋の定番メニュー、松茸の香りが幸せです。
まして、ただは嬉しいですね。
以前友人達は食べ方が分からず、教えてやったもんですが、
今や堂々と食ってます。

最後の紹介は、またまた店長のサービス「がんもの煮物」です。



要はおでんかな? でもがんもの染み方がちょっと違う。
おでんより濃いめの味で、しっかり染みてます。
付け合わせの、鯖の切り身もシミシミで美味しい!
店長、ごちそうさまです!

いやあ今回も飲んだ飲んだ。
相変わらず体を気にし、自分は焼酎「山せみ」飲んでましたが、
うちの社員が飲んでた芋焼酎「くじら」もいいね。
今度は芋焼酎にも挑戦かな? ってまだ飲む気かよ。
いい加減仕事しろよ!


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