Complete text -- "美味いもの求めて帰郷"

06 May

美味いもの求めて帰郷


連休、心とお腹を癒しに田舎へ。
一人残すオカンが、ご馳走作って迎えてくれました。
連休は漁師もお休みで、あんまり期待できるほどの美味いもんは無いのですが、
そんな中、近所のおかあちゃんに差し入れを頂きました。
最初の紹介は、そんな差し入れ[ホッケのつみれ汁]です。



捕れたてのホッケのつみれを、タマネギとじゃがいもを具に、味噌仕立てで煮たお汁です。
ホッケのダシがいい香りを醸し出す一品。
味がぎゅ〜と詰まってて、ものすごく美味しいのです。

続いては、この時期いろんな種類が採れる山菜の中でも、
地元でポピュラーな[しどけ菜のおひたし]です。



正直言いますと山菜は苦手なんですが、嫁は美味そうに食ってます。
田舎ではこの他に数多くの山菜が、秋までの間一杯採れます。

次の紹介は[有機栽培の絹豆腐]です。




淡泊な中に豆の香りがほんのり香る豆腐で、ものすごく滑らかな舌触りが特長です。
今日は納豆と合わせていただきます。名付けて「親子豆腐」。
田舎の豆腐はなぜか袋に丸い(円柱)形で売られています。
夏に冷奴にしたら絶品ですよ。

最後はオカンの得意料理[蒸し玉子]なのですが、実はこの料理の名前は不明なのです。



親父のお袋、ばあちゃんが生前よく作っていた料理を、今はオカンが受け継いでいます。
わが家の伝統料理なので、嫁もオカンに教わってるようです。
この料理はお祝い事(正月やお祭り)によく作ります。
要は、滑らかな卵焼きと言えば分かってもらえるかな。
こした玉子に酒と砂糖を入れ、蒸し上げたものです。
とても優しい味で、「あ〜わが家に帰ったな」って気にさせてくれる一品です。

連休も蟹や甘エビを用意して待っててくれたオカン、ありがとう。
そしてご馳走さま。

06:22:12 | handclap | |
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