Complete text -- "アンジェラ"

19 February

アンジェラ


今日見た映画は[アンジェラ]。
ご存知、リュック・ベッソン監督のフランス映画である。
全編モノクロの映画で、内容と言えば”ベルリン・天使の詩”を思い出させる。

主人公の男(アンドレ)はフランスに移住した中東系アメリカ人。
借金だらけの、うだつの上がらない男(オイラみたい)なのだが、
そんな彼を救いに天から天使(アンジェラ)が舞い降りてくる。
アンジェラはアンドレの自己愛の無さに怒り、愛に目覚めるよう警告するが、
アンドレの愛は自己愛より、アンジェラその人に向かう。
立ち直ったアンドレ、使命を終えたアンジェラが天に帰ろうとするが、
最後はアンジェラもアンドレを愛し、人間界に留まることとなる…。

こんなストーリーなのだが、アンジェラの心打たれた言葉がある。
「自分を愛せない人間は、人を愛することが出来ない。
まず心をさらけ出し、そして愛してると言う。」
オイラに言われてる気がした。
何もかも自信が無くなりつつあるオイラに、人を語る資格はないのかも。
老いてく自分に不安を感じ、今あるものにしがみついて、
全てを怖がっているオイラに前進はないよね。

オイラにもアンジェラみたいに怒ってくれる天使が、舞い降りてこないかな。

03:36:22 | handclap | |
Comments
コメントがありません
Add Comments
:

:

トラックバック
DISALLOWED (TrackBack)