Complete text -- "田舎のミュージシャン"

12 November

田舎のミュージシャン


オイラの田舎はブログでもお馴染の、山形県鶴岡市。過疎地である。
もともと農家や漁師が大半で、美味いものだけは他には引けのとらない土地柄だったが、
最近は大学の研究所や映画村などで、東京のTVでも紹介されることが多くなった。
村の人達の頑張りが見て取れる。

オイラも50歳を過ぎ、お袋を一人で待たせるそんな故郷に、そろそろ帰省しようかと考えるようになった。
しかしながらクリエイティブな仕事がない。多分…
何社かはデザイン事務所を探し当てたが、
オイラのような都会慣れした50過ぎのデザイナーに出してもらえるような仕事があるのか?正直疑問。

そんな時に、地元ミュージシャンのPVをYouTubeで発見!
地元庄内弁で歌う[深街エンジ]なるミュージシャンだ。
もっけだの」(庄内弁で ”ありがたい” ”恐縮です” って意味です)って歌だがギターが上手く、
和製Raul Midonばりの腕で鶴岡の良さを歌い上げるのです。
一発で気に入ってしまい、こんなクリエイティブな人もいるんだと、なんだか励まされた気がした。
帰ってもいいかな〜って。

地元の人じゃないと外国語のように聞こえる歌だが、興味のある方は聞いてみてください。庄内の温ったかい雰囲気がたっぷりの曲です。


05:22:11 | handclap | |
Comments

薬屋瓶 wrote:

最近、芋煮が話題になってますね。
色々な番組で紹介されてます。

それで、知った事は、地域によって、具材、味付けが随分異なる事。

進めて調べてみると、山形は大きく4つの地域に分かれ、それぞれ生活習慣、文化、言葉迄違うとの事。

同じ山形でも、地域が違うと、言葉が伝わらないとの事。

ある番組で、あき竹城がダニエル・カールの喋る山形弁が解らないとの事で、本当に地域によって、そんな事があるんだと納得しました。

その4つの地域も更に細分化されるとの事。

奥が深いですね。山形は。

そうだ、藤沢周平の「漆の実の実る国」を思い出した。
11/12/13 07:01:06

酒豪社長 wrote:

田舎では隣町ですら言葉が違います。
中学に入学すると感じることですが、高校ともなると皆同じ言葉を使い始めます。
なので大人は庄内弁という統一言語で話します。
まあ、最近の子供たちは標準語で話すらしいのですが…。
少し寂しい感じがします。

鶴岡には藤沢周平記念館があり、こじんまりしてますが良い雰囲気の場所です。
11/12/13 12:50:10
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