Complete text -- "僕らのミライへ逆回転"

25 April

僕らのミライへ逆回転


かなり今お勧めな映画[僕らのミライへ逆回転]をご紹介。
コメディなんだけどしっかり泣かしてくれるハートフルムービーです。
さしずめニューシネマパラダイスのアメリカ版ってところかな。

再開発が迫る、古いレンタルビデオショップの店員マイク(モス・デフ)の幼なじみ、
トラブルメーカーなるジュリー(ジャック・ブラック)のせいで店中のビデオの映像が全て消えてしまう。
やむにやまれずマイクがジュリーと消えた映画を撮り直すことから、不幸物語は一変するのである。
そんなこんなで意外や意外に、このリメイクビデオが大ヒット。
これでビデオショップも再開発の波から逃れるか?っと思ったら著作権が…。
後はビデオショップにいって、リメイクじゃなく本物を借りて見てください。
パッケージの映画をランダムに撮り直し、リメイクするシーンが最高!映画好きならたまりませんよ。

この映画がお勧めな理由は前文の部分では無く、後半の部分。
ビデオショップ再建から始まったリメイクビデオ作りが、街全体の再建につながるのです。
そしてエンディングシーンはニューシネマパラダイス以上に泣かせます。
不況に喘ぎ、個人の事しか考えられなくなってしまった、結束力の無いこの日本にもいい教訓になる映画です。

会社も同じですね。
経営の建て直しをオイラ一人で背負おうと頑張っても、やっぱ無理な事だと気がつき、ましてムカつきます。
収入の危機感もなく、遊ぶ事しか考えの無い、人まかせな回りの人達にほのかな期待をするのは、間違いなのだと感じさせられます。
結局全員の気持ちが一致しないと、再建にはほど遠い事なのだとね。

何にしろ不況で下向きな考えしか出来ない最近のオイラに、前を向かせてもらえた映画です。


19:55:33 | handclap | |
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