Complete text -- "おくりびと"

19 April

おくりびと


言わずと知れた、81回アカデミー賞外国語映画賞部門受賞作品[おくりびと]のお話です。
オイラの甥っ子も号泣、そしてオイラも号泣の映画です。
内容は皆さんも知ってるはずなので余計な話は無しにして、この映画の舞台である山形県庄内地方のお話でも…。
言わずと知れた、オイラの田舎です。

実は庄内地方の全ての地域に「納棺の儀」なるものがある訳ではなく、たいがいは葬儀屋さんが着替えと納棺を兼ねます。
オイラの町でも、死を迎えたら自宅に白装束で寝かせ通夜をし、なるべく早めに(2日〜3日で)火葬されます。
もちろん納棺は火葬の直前で、映画のような「納棺の儀」はありません。(オイラの記憶では)
そんなんで姉の葬式の時には、遠くの友人が火葬に間に合わず、顔も見ず葬式です。
4年前に死んだ親父もアメリカにいる弟に会えずの葬式でした。
どうやら死んだ顔を見せるのは未練が残り、死んだ本人も見られたくないのでは…との考えの風習があるようです。
なので、おくりびとのような納棺師の存在もエンバーミングもこの映画で知ったようなものです。
同じ地域の映画とは思えませんね。(言葉は完璧な庄内弁でしたが)

今じゃアメリカでも不況のせいで、エンバーミングをせず火葬に伏す人が増えてるそうだ。
納棺師の存在の有無はどちらでも構わないが、
遺族の希望に添って死体と向き合うその仕事に、尊厳を感じたのは皆さんも同じでしょう。
遺族には、決して出来ないことだから。


03:40:49 | handclap | |
Comments

ゆきだるま wrote:

遅コメすいません。いやー続いて号泣させてもらいました。
石のお話も真似したくなりました。おくりびとって言葉も響きもひらがななのも素敵に
思える映画でした。
余貴美子さんが結構タイプと判明したゆきだるまでした。
05/12/09 22:07:51

koji wrote:

それはそれは、大人なおっとり女性が好みですな。
オイラはかなり昔から広末がお気に入りでしたが、
彼女以前にも増して演技がイモです。
女優じゃなければフアンでいれたのに…。
05/13/09 02:08:07
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