Archive for January 2007

30 January

デザイナーに最適なマシンは?


先日「ライターに最適なマシンは?」を書きましたが、
今日はデザイナーなら?って事で書きます。

現状で選ぶなら、断言して1機種しかありません。
それはもちろん[Mac Pro]です。



アップルコンピュータが初めてプロユースを意識してつけた名称でしょうが、
もともと日本でのMacintoshは、プロユースが専門だったのでは?
(特に映像関係・グラフィック・医師など)
家庭向けに方向転換したのは、iMac+ジョブス以降の事。
それまではお弁当箱みたいな拡張性に乏しく、メモリの交換1つとっても困難なマシンでした。

以前書いたように我社初のマックは[Power Macintosh 8100/80]でしたが、
その後の2代目が[Power Macintosh 8500/150AV]、
で、3代目が[Power Macintosh 9600/233]です。



ここまでがソニーに買収されかけ、倒産寸前まで行ってた当時のアップルコンピュータ製品です。
どの機種も多少のスペック向上が見られましたがドングリの背比べ。
標準OSの不具合さやフリーズの嵐!新しいOSが出ても旧機種では不具合解消にもならず大変苦労しました。
ところがステーブ・ジョブスが社長に返り咲くと状況は一変、
起死回生で発表したマシンが[Power Macintosh G3]というマシン。
高スペックで安定性もあり、これは買いだと思った瞬間、ちょっと不安が。
アップルはG4なるマシンを開発中で近い将来に発表と、ある情報筋から入手しG3購入は見送りに。
そしてついに[Power Mac G4 (AGP Graphics)]が発売され、うんも言わさず購入しました。



これが4代目となります。
その後5代目[Power Mac G4 (Digital Audio)]を経て、
現在の[Power Mac G4 (Mirrored Drive Door 2003)]にたどり着きます。

歴代のどの機種にも苦労させられましたが、それなりに愛着があり、
なんといっても我社の稼ぎ頭であったのは事実。
これからはG5+OS Xの組み合わせにならざろうえないのだが、G4+OS9も捨てきれない。
それには[Mac Pro]の高価格が妨げになっている。
また、追い討ちをかけるようにAdobe関連ソフトのIntel対応もまだまだみたいだし。
もっと業界自体がG5+OS Xの環境になることを期待しながら、仕事に励むオイラなのです。

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28 January

単騎、千里を走る


今日紹介するカウチな映画は[単騎、千里を走る]。
チャン・イーモウ監督作品、高倉健主演の中国映画だ。
この映画、仲たがいする親子の関係修復を題材にした映画なのだが、
日本(親は秋田男鹿の漁師、息子は都会のジャーナリスト)と中国という舞台設定に、
日本人の感覚だけじゃ理解できない親子の愛を、両国で撮影することでうまく表現出来てる映画です。
日本人が最近忘れかけてる親子との距離感や、それを取り巻く周りの人間、
無条件に人の気持ちを理解する心、そんなやさしい気持ち全部が中国人により演技されてる。
その中国人がすべて素人というからまた面白い。
チャン・イーモウ監督は素人を使うのが好きみたいだね。
たとえば「あの子をさがして」がそうだった。
「初恋が来た道」「至福のとき」もチャン・イーモウの作品だが、
これらの映画も日本人が忘れたやさしい気持ちが全面に出ている、オイラの好きな作品だ。
チャン・イーモウが言う、「いい映画とは、素朴な人情が感動を呼ぶ映画」に共感できるから、
オイラの好きな作品が多いんだと思う。

携帯に躍らされ、気薄で人の気持ちを文字でしか判断出来ぬ日本人には、
是非見て欲しい映画です。
健さんが言うように、人と会うことが楽しくなるはずです。

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27 January

ライターに最適なマシンは?


先日、Macintosh SE30のお話をしましたが、
その後、「ライターに最適なマシンは?」という質問をもらい、その返事を書きます。

ライター(コピーライター)は当時(20年前)ほとんどの人がワープロを使っていましたね。
しかし、デザイナーがパソコンを使い始めると状況は一変。書き出したテキストが、
デザイナーの使うソフトに対応していなかったり、
ワープロでは変換能力が劣っていたりで、ライターのパソコンへの移行が早まりました。
そんな時に、うちのライターにSE30を渡しましたが、以前書いたようにあまりに遅い。
そこで新たに2代目として買い与えたのが、[Power Macintosh 6100]です。



当時としては最新型ではあったが、デザイナーが使うには機能不足。
そこでライター用に買ったのだが、マシンがよく固まるのが欠点でしたね。
たまにクラッシュ音が出たり。(昔のマックは壊れると車のクラッシュ音が出ました)

そこで3代目として用意したマシンが[Power Book 3400]。



省スペース化を求めたのと、持ち運びが出来るメリットからこのマシンを購入したのだが、
うちのライターの強力なブラインドタッチにキーボードが悲鳴を上げ、
泣く泣く取り換える羽目になってしまった。
しかしブック形のキーボードは交換費用が高く断念し、しようがなく新たなマシンを購入。
それが、初代iMac[iMac・ボンダインブルー]です。



なんと、メーカーに聞いたら渋谷区初の購入でした。
このマシンは一般家庭向けに出されたマシンでしたが、
その割に、使い勝手は最高でソフトとのマッチングも良好でしたね。
OSも安定してたし、キーボードも安かった。
難点はマウスが丸いこと、よく回ってマウスボタンの位置がずれるんです。
おかげでiMacは、ボンダインが4代目でまた5代目のグラファイトを購入。



なんやかんやで5年ぐらいは使いましたかね。

現在は[G4 CUBE]を使っています。この機種にはいろいろネタがあるんで、
今度詳しく紹介します。

まあ、今ライター用のマシンを選ぶんでしたら、Windowsも入る[iMac Intel]ですかね?
イージーワードもインテル対応になってますし、Windowsのテキストも書き出せますしね。
なんてったって値段が安い!でもWindows VISTAは入るのかな?

19:53:47 | handclap | No comments |

24 January

寒ダラ鍋でぽっかぽっか


この季節の山形名物は、[寒ダラ鍋]です。地元では[ドンガラ汁]と言います。



日本海で捕れる鱈を使った鍋なんですが、なんてったって鱈がすごい!
冬、特に1月末から2月の頭にかけて取れる寒ダラを、
全て残さず鍋にしてしまうのが寒ダラ鍋の心髄。
味は味噌仕立ての鍋で、具は大根とネギのみ。
身は当然、肝臓や腸のガラ、そして白子まで鍋にぶち込む漁師料理なのです。
ぐつぐつ煮込んだ鍋に、最後に白子をどっさり入れ、
煮上がった具や汁を器に盛り、岩のりをかけいただく。
(岩のりも山形の名産。最近はなかなか取れないようだが)



美味〜い。心まで温ったまる!山形に生まれて良かったぁ〜。

これで今年も風邪知らずでいられるね。
オカン毎年ありがとう。

02:13:18 | handclap | No comments |

22 January

小マック


年末の大掃除が忙しさのため出来ず、年明けに大掃除を開催。
いろいろ片付ける中に、忘れかけていたMacintosh SE30の存在を発見。



実はこのSE30、キヤノン販売の営業にもらったものなんですが、
当時は女房(コピーライター)の専属マシンでした。
今じゃ考えられないけどね!って、なぜならとにかく遅い。
キーボードで文字を打つと、打ってから1〜2秒ほどの時間差で文字が表示される始末。
いい加減女房には「長文を打つとコーヒーが飲める」と言われてたし。(笑)
ソフトもイージーワードをインストールするのに、
フロッピーを20枚ほど入れ替えてインストールするんですよ。

そんなSE30でも、今思えば可愛いマシンでした。
オイラ達はSE30を通称[小マック]って呼んでましたね。
ところがこの小マック、今じゃ結構いい値段で売ってるらしい。
ニューヨークの近代美術館にも展示してあったし、貴重なマシンなのです。

たまには「パ〜ン」と起動してあげなくちゃね!

03:24:21 | handclap | No comments |