Archive for 22 October 2006

22 October

「またねぎ!」


と言われそうですが美味いもんがあったのでまた更新します。

「ねぎぼうず」はなぜか飲み友達と行くより、
女房と二人で行くほうがサービスがいいのです。
きっと静かに飲んでるせいかな?
今日は残業帰りに寄ってみました。

今日紹介するメニューは全てが店長のサービス品。
まずは[キスの昆布絞め]です。
このキスすごく肉厚なのです。キスって淡泊なイメージがありますが、
このキスは脂が乗って、ほんのり甘味があります。
それを昆布で絞めてるので、いい塩梅なのです。



続いては[里芋の揚げ出し]。
揚げ出しと言えば豆腐ですが、里芋も美味しいですよ。
里芋自体が美味しいと、煮物にするより里芋本来の味が確かめられていいね。
味が濃いねぎにしては味付けも上品だし、見た目も上品でしょ。




最後のサービス品が、これまた珍しい。
[魚のすり身の薩摩揚げ]なのですが、
肝心の魚がなんだか聞きそびれてしましました。
後日聞いて答えをアップします。
この薩摩揚げとにかく美味しい! しっとりしていて香りが抜群。
焼いた香ばしい臭いが鼻孔をくすぐります。
身は柔らかく豆腐感覚、でも味はしっかり魚のうま味が詰まってます。



いや〜今日は満足満足。店長におごられっ放しでほとんど金払ってないよ!


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さあ秋です。食欲の秋です。


今回は親父の四十九日の法要で帰省。
一人になっちまったオカンが、美味しいもんを用意して待っててくれました。
山形は秋の味覚も満載です。

最初に登場は山形と言えば[芋煮]。
秋になると河原や海岸で芋煮会を開きます。
地域で若干違いはあるものの、里芋を使うのは同じです。
うちの芋煮は豚肉を使います。本場内陸(山形市側)では牛肉を使います。
里芋と山の茸をふんだんに使った芋煮、一度お試しあれ。
けど、是非山形に来て食べてください!



続いては海の幸です。

まずは以前にも紹介した[ハタハタ]ですが、湯どうしではなく秋は田楽です。
秋に北へと戻るハタハタは、まるまるに太くなって帰ってきます。
春にはない白子やブリコ(卵)も入ってて、味も濃い。
その身に甘辛い味噌をたっぷり塗っていただきます。



そして、これまた日本海の名物[甘エビ]。
一年中捕れるのですが、秋は少し甘味が強い気がします。
オカンは「これでもかって!」ぐらいむいて出します。
けどオカンには悪いが甘すぎて、食べ過ぎると飽きてきます。



次は秋って訳ではないのですが、夏に紹介出来なかったので今回登場です。
[サザエ]です。
山形で捕れる貝類は、夏に、岩かき・イガイ・アワビが有名ですが、
アワビと同様サザエも有名です。
秋になると海水が暖かくなるので、深く潜らないと捕りにくくなるのですが、
その分大きさも一段と大きくなります。
大きい物では拳大ぐらいになります。
今回は殻から出し、甘めに煮付けたものです。何といっても歯ごたえがいい!

余談ですが、日本海のサザエは突起が長く多いのが特長。
なぜなら波が強く流されてしまわないようにです。



最後に特別メニューを紹介します。
平べったいカレイです。え!カレイと思われそうですが、
うちのカレイは[口細カレイ]といって、
ちょっとそんじょそこらのカレイとは一味違います。
とにかく味が濃い!濃い!濃い!です。
サイズは小さめですが、味はでっかく濃いです。(何回濃いって言えばいいのやら)
焼いただけで充分美味しいのです。
これも一度ご賞味ください。ちなみに東京では見たことがありませんが。



秋も美味しそうでしょ山形。冬の味覚も紹介しますんでお楽しみに。


19:40:51 | handclap | No comments |