Complete text -- "舟を編む"

26 May

舟を編む


TVでいいような、どうでもいい邦画が多い中、「舟を編む」はとても良い映画。
くだらない映画を100本作るぐらいなら、
こんな映画を1本でいいから作って欲しいと懇願したくなる良い映画なのです。
もう皆様は見られた事でしょうが、
映画好きな嫁をもちながらも見る暇がなく、1年以上もほっといたオイラはやっとこさ見ることが出来ました。

この映画、時代背景があっての事でしょうが、きっちり仕事をすることの大事さを教えてくれます。
良い辞書を作るには、紙にもこだわり、何度も校正(映画では五校)をし、間違いを見つけると一から見直す…
まさにオイラの仕事、グラフィックの仕事も同じことが言えます。
いいものを作るためには、遅れず、妥協をせず、真剣に取り組み、何度も見直す作業が必要なのです。
…とは言えそんなやり方は1995年辺りのお話で、現状の仕事といえばPCにべったりで簡単に作業をこなし、
遅れはしないが、プリントアウトもせず画面上で校正するテイタラク(我社ではいいとこ二校)。

この映画は、本来あるべき仕事の取り組み方を思い出させていただいた、ありがたい映画です。
これからも妥協のない、自信に満ちた作品を作り続けよう!


05:27:51 | handclap | |
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