Archive for November 2008

24 November

ジュノ


低予算で作られたと思われるキャストとスタッフ。
けどこの映画「ジュノ」、アカデミー賞の主要4部門にノミネートされたのは知ってると思うが、
その理由は見たら分かる。主演のエレン・ペイジも、それ以外の出演者も全て最高!
役者がいいから安心して見てられ、なおかつコメディというよりリアルにさえ思える出来なのだ。
全米で子供を作る少女が多発したのもうなずける(?)。

リアルといえばオイラの姪っ子にもジュノにウリな子がいるのだが、
この子気が小さいくせに自由を求めるので、他人からとても変ってる子だと思われがちなのです。
本当は素直で可愛い子なのだが、ちょっと人と考え(もしかしたら行動)が違うものでそう思われてるのだろう。
今どきの若者と違い、疑う事を知らず、素直に自由に生きてる姪っ子。
そんな変った子でも、いつかはジュノみたいにすてきな恋をして、
ポーリーみたいな大事な人と出会い、一緒に素直に自由に幸せに生きていけると信じてます。

とは言え、あの年で子供を作られても困るのだが…。


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09 November

ミルコのひかり


「ニュー・シネマ・パラダイス」「ライフ・イズ・ビューティフル」。
オイラの大好きなイタリア映画にまた新たな感動の映画が…。
ミルコのひかり」がその映画です。
不慮の事故によって両眼の視力を失う少年ミルコのお話。そして実話です。
目が見えない真っ暗な障害を屈せずに生き、回りの人達を一筋の光で変え生きる。
そんな少年の信念と希望に満ちた生き方に感動しました。

最近のこのすさんだ世の中で、なんの障害も無く生きてる人達。
また希望すらもてない現代の子供達や若者。
そんな与えられたものでしか判断できず、人生をも直視しないで目を伏せながら生きる盲目なこの世の人達に、
「見えなくても音や言葉を聞いていればわかる」「体全体で感じる、五感をいっぱいに使うんだ」
と劇中のセリフを伝えたくなるようなそんな映画です。

くどくど言うつもりはありません。一度見てください。


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