Archive for October 2008

05 October

テラビシアにかける橋


今日ご紹介の映画は「テラビシアにかける橋」。

最近、あまりに大人な事情多く苛々してます。
心がすさんで、昔の自分が取り戻せません。
子どもの頃は、こんな大人になるなんてさえ考えなかったものを、
今じゃ当たり前のように立派ぶって、回りを見なくなります。

そんな苛々現在進行中のオイラに、いいカンフル剤となったのがこの映画です。
国際アンデルセン賞など数々の賞を受賞したキャサリン・パターソンによる児童文学、
放題と同じ「テラビシアにかける橋」の映画化です。

自然の中で遊ぶ事ぐらいしか出来なかった昭和の田舎で、それなりに大人に混ざり、
将来の自分に期待し不安だったオイラの過去とダブるストーリー。
大人に反抗する主人公の少年と、隣に引っ越してきた同じクラスの少女のお話。
ふたりは偶然、森の小川の向こうに隠れ家を見つける。少女は小川の向こうをテラビシア国と命名し、幻想の世界に入り込む。
子どもの頃はそんな幻想が、かなりリアルに思えたもんだ。(20世紀少年もそれに近い)

大人になっても、そんな心を持っていたと自負してたのに、今のオイラはなんで苛々してんだ。
一度あの頃のオイラに戻ってみよう。


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