Archive for October 2008

13 October

美味いご飯は土鍋で


結婚のお祝いにオカンからもらった炊飯器。とうとう壊れてしまった。
当時の炊飯器じゃなかなかの高級品、IH式炊飯ジャーである。
16年間、良く頑張ってくれた。内釜も一度交換してるしな。

問題はこの売上げの落ち込むこの時期に、買い替えなきゃいけないのがつらい事だ。
ネットで調べてみたが、今どきの炊飯器はいろんなもんが出てて、良いもんだとかなり高価だ。
とは言え、オカンが送ってくれる無農薬の美味しい米を、もっと美味く炊きたいし。

そんな時、嫁が「最近は土鍋でご飯を炊くのが、美味しくて良いらしい」と教えてくれた。
ふ〜んって調べてみると、あるわあるわ関連ページが。
価格もお手ごろだし、これで美味い飯にありつけるならと早速購入しました。



ちょうど先日酔った勢いで買った「魚沼産のお米」もあり、美味い米と美味い炊き方で贅沢な食卓を…。
美味い!米が立ってる!つやつやだ!おっおこげが!
うるさい!!ってぐらい感動が。やっぱご飯は土鍋でしょう。

嫁の美味しい情報に感謝です。


02:38:01 | handclap | 2 comments |

11 October

大不況到来!


今年6月以降、上場不動産企業
(スルガコーポレーション、ゼファー、アーバンコーポレーション、創建ホームズ)の相次ぐ倒産。銀行の貸し渋りが原因らしい。
不動産広告がメインなオイラの会社には大きな痛手…とはいかず、現状はそこそこ広告(デザイン)のお仕事があります。
それより去年6月の、アネハ問題による改正建築基準法による痛手の方が大きかったぐらいだ。

けどこの状況も、多分長続きはしないだろう。
アメリカ発の金融破綻と原油価格による全ての輸入品(物資・食品)の高騰。そして追い討ちをかけるように極度の円高により、
当然近い将来には、日本にも大不況が襲いかかるはずだ。
いやもう蔓延してるかも。

となれば不動産広告がどうのこうの言ってる場合じゃなくなる。
これから仕事はあるのか?会社を維持していけるのか?

以前、会社の女の子に「近い将来日本にも大不況が到来するかも。そんなことになったら、
爪とかまつ毛に無駄金使うなんて出来なくなるよ!」って言ったら、
「日本がそんな風になる訳ないじゃん。たとえそうなってもエクステとネイルは無くならない!」って豪語されたことがあった。
この子達もいずれ気が付くのだろうか、本当の不況の辛さに…。


20:45:54 | handclap | No comments |

10 October

OGATA


名優、緒形 挙が逝ってしまった。

とても残念だ。もうこんな俳優は二度と出てこないだろう。
息子直人に期待したいが、デビュー当時からいい役者だと感じてはいても、
やはりお父さんには勝てない…いや、器が違う。

オイラが小さい時は、尾形の性を説明する時に「緒形 挙の緒形じゃない方の尾形!」と言ってたもんだ。
当時言うほど作品は知らなかったが、子供ながらにすごい名優で認知度も高かったのだろう。
でも今日、遺作に等しいNHKの「帽子」を見て、改めて緒形 挙の仕事のすごさに圧倒されました。
役に引き込まれる、ホントに上手い。この歳になっても真っ向から真剣に取り組んでいるのが分かる。
それに比べ、「もう駄目だねこの業界」と思いながら、そんな仕事ぶりで飯を食ってるオイラは、
少しは威厳と誇りと持たないと同じOGATAなのに名前負けだ。恥ずかしいよね。

本気で頑張ってんだから、飯食ってんだから、自信持って仕事しよう。
回りにうだうだ言われようが、思うようにならない事が多くても…。
そう、漢字の違う同じ性のOGATAに負けないように!


23:53:10 | handclap | No comments |

05 October

テラビシアにかける橋


今日ご紹介の映画は「テラビシアにかける橋」。

最近、あまりに大人な事情多く苛々してます。
心がすさんで、昔の自分が取り戻せません。
子どもの頃は、こんな大人になるなんてさえ考えなかったものを、
今じゃ当たり前のように立派ぶって、回りを見なくなります。

そんな苛々現在進行中のオイラに、いいカンフル剤となったのがこの映画です。
国際アンデルセン賞など数々の賞を受賞したキャサリン・パターソンによる児童文学、
放題と同じ「テラビシアにかける橋」の映画化です。

自然の中で遊ぶ事ぐらいしか出来なかった昭和の田舎で、それなりに大人に混ざり、
将来の自分に期待し不安だったオイラの過去とダブるストーリー。
大人に反抗する主人公の少年と、隣に引っ越してきた同じクラスの少女のお話。
ふたりは偶然、森の小川の向こうに隠れ家を見つける。少女は小川の向こうをテラビシア国と命名し、幻想の世界に入り込む。
子どもの頃はそんな幻想が、かなりリアルに思えたもんだ。(20世紀少年もそれに近い)

大人になっても、そんな心を持っていたと自負してたのに、今のオイラはなんで苛々してんだ。
一度あの頃のオイラに戻ってみよう。


02:57:39 | handclap | No comments |