Archive for May 2008

27 May

オイラの絵でも…。


三週に渡って放送してた、「行列ができる法律相談所」番外編、カンボジア学校建設プロジェクト!
有名人が描いた絵をオークションし、その資金を元に学校を建設するという主旨の番組。
とにかく偽善的な紳助にウンザリ感はありながら、主旨には賛同します。

海外では当たり前の、有名人のボランティア。
日本ではなかなか表に出てまで、企画する有名人は少ない。
知ってる中じゃBANKBAND[ap bank(エー・ピー・バンク Artists Powerまたは、
Alternative Power)は、櫻井和寿(Mr.Children)、小林武史、坂本龍一の3人が拠出した資金を、
環境保護や自然エネルギー促進事業、省エネルギー等、さまざまな環境保全の為のプロジェクトを
提案・検討している個人や団体へ低金利で融資する非営利組織(NPO)]
ぐらいなもんか。

そんな日本でこのようなプロジェクトを、偽善的と言われようが行動に移した紳助の勇気には感動した。
「やらないよりはいい」と言い切る紳助に、今、日本人に足りない行動力のなさ、諦めきっている考えに、
一石を投じる機会になればいいと考えます。

オイラの絵でもよければ、出しますよ。まあ、1000円にもならないかも知れないが、
「やらないよりはいい」ですよね。


04:17:18 | handclap | 2 comments |

22 May

業界はオープン価格


先日、テレビで介護用品の悪徳業者を取り上げた番組を見た。
役所の人間が電話で業者に、レンタル商品が適正価格じゃないので営業を取止めるように説得するシーンだった。
呆れたことに、一ヶ月のレンタル代が定価の10倍の価格なのだ。
ところが業者が逆ギレ!「わが社の商品はオープン価格で適正価格だ」とのたまってた。

確かに適正価格ってなんなのか?じゃなんのためにオープン価格があるのか?疑問に思った。

実はオイラの業界(広告業界)も同じようなことが行われています。悪徳業者とはまったくの逆ですが。
実はこの業界、適正価格・正規値段がないのだ。つまりはオープン価格と言うこと。
しかしながら、オープンにしてるのはわが社ではなく、クライアントなのだが。
こちらは正規価格(まあ世間的に、こんなモンだろう的な)で見積もりを出す。
見積もりとは言え、一連の仕事が終わった後に出すので、まったく見積もりの役割がないのだが。
ところがその見積もりに堂々と赤が入る。つまりは値引きしろとのお達しがくる訳だ。
ラフ20案作ろうが、徹夜の作業になろうが、まったく関係なし。
たしかにデザインに適正価格がないのは首肯けるが、大体はクライアントや代理店の思う価格にそんな大差はないはず。
じゃあなぜ引くのか?多分、価格ゲームに乗らされているのだろう。

上に行けば行くほど、多少でも引いてもらえばそれは儲けになる訳で、
その下の会社は、引かれた分をまたその下の会社の価格を引けばいいわけで、
その下の会社は、引かれた分をまたその下の会社の価格を引けばいいわけで、
その下の会社は、引かれた分をまたその下の会社の価格を引けばいいわけで…、
と、末端にあるオイラの会社は、年中半額セール!!となる訳です。

オイラの会社は、クライアントに不具合がないように対応だけは怠らないようにしている。
そのせいで、外注に仕事を発注することも出来ない。(価格が安くて出せないせいもあるが)
ことろが、こんなオイラの会社が一番不具合が多いのはなぜだろ?値引きが多いのはなぜだろう?
デザイン事務所を経営する方なら、同じ悩みで頭が痛いところでしょう。

やっぱ、末端にあるオイラみたいな境遇の会社の皆で、グラフィック業界の適正価格を一度考え話し合うべきだと思いませんか。
労働組合なんて皆無な業界だけど、この業界の未来を考えて大手の代理店なんかが率先して提案してもらってもいいのでは?
代理店やクライアントのためにも、今考え実行することは将来的に有効だと思うんだけどな〜。
じゃないと、徹夜・休日出勤・タクシー帰り・社員の手当て・そして借金のような、
経費と体力だけ浪費する儲けなしの業界になってしまいますよ。って、もうなってっか!

こんな業界に未来は…。


03:08:49 | handclap | 2 comments |

19 May

sicko


今日のカウチな映画は[sicko]。ご存知マイケル・ムーアの最新作です。
02年の「ボーリング・フォー・コロンバイン」、04年の「華氏911」に続く、今回の突撃取材は医療問題。
まさに日本にも通じる(タイムリー?)現状の問題提起を、ドキュメント映画にしてる作品。

この映画、福田首相がムーアに頼んで作ったんじゃないのって言ってもいいほど、
アメリカが抱える医療の問題をこれでもかって提言している。
なぜならこの映画を見ると「日本ってまだまだいい国じゃねえか」って思ってしまうからです。
とは言え、医者不足や救急患者受入れ拒否。保険会社の未払い、また「後期高齢者医療制度」で政府の責任が問われている昨今、
日本もアメリカ化してるんじゃないのかって心配になる映画でした。

映画ではカナダや英国、フランスの保険制度を例に上げている。(これらの国は医療費がタダらしい。もちろん税金も高いはずだが。)
つい最近までは日本の医療保険制度が世界的に認められていたのに、これじゃ諸外国の方が先を行ってるんじゃないのか?

映画中で「[私]ではない、[私たち]を大切にする」とのコメントに同調する。
社会主義と言われてもいいから、皆で助け合う医療制度を構築し(たとえば医師の高給化や消費税のアップなど)、
今まで以上に世界に認められる医療制度を、国民みんなで目指そうじゃないか。

どおよ福田さん!シッコ見た!


03:04:48 | handclap | 2 comments |

13 May

美味いモン食わんとストレスが!


今日、仕事が終わったのが12時過ぎ。急いで帰ろうと外に出ると大雨。しょうがないから神宮前から電車に乗る。
ホームについてベンチに座り、少々ホッとタイムです。
ところが待っても待っても電車が来ない!よくよく考えたら神宮前は12時03分が最終だ!
気が付いてももう遅い。慌てて外に出、表参道に向かいダッシュ!!
なんとか間に合ったのだが、おや?表参道を登り切りるまで擦れ違う人達があまりにいない。
昔なら、セレブな人達が幸せそうな顔で闊歩(カッポ)してたもんだが。
不況のせいだろうか、はたまた美味しい店が無くなったのだろうか?

そう言えば、オイラも美味い店には行ってないな〜。せいぜい「ねぎぼうず」か、
姪っ子がバイトする「魚龍亭」ぐらい。
先日、桜新町の焼き肉屋「韓々」に行ってきたが、その辺が最近の美味しい店。
(まあ、韓々はかなり美味しい店だが)

ボードにも行ってないし、美味い店にも行ってない。
オイラの生き甲斐は、どこに行ってしまったのでしょうか?

これじゃドンドン、ストレス溜まりまくり。ストレスでお腹が一杯になっちゃいます。


04:29:44 | handclap | 2 comments |

08 May

この10年で初めての年


今シーズンは、ボードを足に一度もはめてない。
つまりはスノーボードしに、行ってないということ。ボードを始め10年にして初の事だ。
普通なら「仕事が忙しくていけなかったの?」とか「お休みがとれなかったの?」って
言われるところだろうが、実はまったくの反対。
仕事が暇すぎて行けなかったのだ。(要はお金が無かったのだが)
まぁスノーボードとは言え、いつもダラダラゲレンデで飲んでるか、温泉につかってるだけのボード。
行かなくても体の調子には全然関係ないのだが、さすがに心の調子は悪いまま。
毎シーズンのボードが、オイラのストレス発散になってたのに初めて気がついた。

まぁその後仕事はめちゃくちゃ忙しくなり、ボードに行かない事すら忘れてたんだけど、
やっとのことで仕事も一段落ついたし、ボードにいけなかった分、
女房と温泉でも行こうかと考えてる、ストレス溜まりまくりのオイラです。


02:42:18 | handclap | No comments |