Archive for March 2008

09 March

いい言葉


「尊敬できない者がいる環境には未来があると思ってほしくない。
それを拒絶して自分の道を作ることで、自分の未来を作っていくんだよ。」

リリー・フランキーのお言葉です。(WPBリリー・フランキーの人生相談に掲載)
まったく同感です。
結構大昔からお付合いがある、某クライアント様はこの言葉に当てはまります。
あらゆる迷惑事やお願いを、延々と聞きながら数十年が経ちましたが、
いっこうに恵まれた仕事も無く、それどころか最近は音沙汰すらない。
おかげで売り上げは激減、なんだったんだ今までの付合いは!

そうだよな〜。
未来なき者にしがみつき、これでうまく行くのだからと思うといずれ裏切られる。
いち早く未来なき者を判断し、拒絶する技を覚えないと今回みたいな大怪我をする。

リリーの声を心に刻み、新たな自分の道を作って行こう。


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08 March

希望ある業界に


仲良くしてるデザイナーのお父さんが、急に倒れたと連絡があった。
そんなわけで地方出身者な彼は、故郷と東京の往復生活を余儀なくされている。

ところが彼は自分の事務所を法人にしたばっかりで、社員も少なくその社員も経験不足なのだ。
そこで彼はオイラに、何かの時(特に入稿時)に助けてくれないかと連絡してきた訳だ。
オイラは「遠慮しないでなんでも言って」と返事をしたが、同時に身につまされる思いがした。
オイラも1年半前に親父を亡くしている。
その時はうちの社員が頑張ってくれたが、それでも追いつかず葬式の中仕事をしてたのを思い出す。
彼みたいな少人数でなおかつ新人じゃ、今ある仕事に支障をきたすことになる。
この業界はフリーの人達が多く、会社とはいえ2〜3人で経営してる場合がほとんど。
そんな状況で親が倒れたり、自分が倒れたりしたら仕事を無くすことになりかねない。
そうじゃなくても深夜作業・休日出勤が多い商売なのに、いざって時に守ってくれるものがないなんて。

たとえば支援金・融資の緩和のような、もう少し社会(国や政治)が、
この業界を保護してくれるような状況にならないものか。
これからの若いもんが、希望をもってこれるような業界になれるように。


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