Archive for 06 January 2007
06 January
正月に帰省
今年（去年）は年末に忙しかったのと、
親父の喪中が重なり、年越しの帰省は無しかなと思っていたが、
一人っきりで田舎に残すオカンが気になり、やっぱ帰省する。
「帰ってこんでいい」と言うオカンだが、
久々に会ったオカンの顔が嬉しそう。帰ってよかった。
それじゃ美味いもんを紹介しようと、カメラ片手に食卓に座るが、
次から次えと来客があり、そんな暇なし。
それに、また蟹が6杯も食卓に置かれている。蟹はもういらん！
やっと客も帰り、オカンに「小腹が空いた」と言うと、
「イクラでも食ってろ」とイクラとご飯を置いてく。
オカンはお歳暮に新巻鮭を親戚に送るのだが、
その時にイクラを取り、孫やオイラたちのために取っておく。
けどその量が半端じゃない。
今日も好きなだけイクラをご飯に乗せて頬張る。
けどイクラばっかじゃ飽きるし、まだ食えそうだったんで、
そこでシャケ入のおにぎりとイクラを合体させ、
親子おにぎりを追加する。
田舎じゃないと味わえない醍醐味がここにはあるのだ！
どうだ皆、羨ましいだろう。
でも、これは全てオカンのおかげなんです。
オカンありがとう。
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飲み歩きも地方へ
今日（12月30日）は田舎に帰省です。が、
なぜか途中下車で新潟県新発田市に来ています。
帰省の切符がとれなかったので、気の赴くまま電車に乗り友人の待つ新発田駅へ到着。
とはいえ目的がまったく無い訳ではないのだが。
この友人に彼女が出来たので、お披露目をかねての新発田入り。
こうなりゃ、めったに途中下車しない新発田で、美味いもんを食べよう！
そこで彼女も参加して、居酒屋「ふぢしん」へ。
もちろん土地勘の無いオイラは、友人の言われるままに店内入るが、
この店なんか美味そうな雰囲気を醸し出している。
まずは友人（彼女？）のお奨めで［アン肝の酢みそ和え］を注文。
オヤジメニュー定番のアン肝は良く食べる方だが、ポン酢ならぬ酢みそは初めて。
これがなかなかいい。ポン酢より濃厚でアン肝のねっとり感が強調され、
それでいて、さっぱりいただける。
出だしは良好！
続いては、ねっとり繋がりの［フグの白子］です。
高級料理の定番フグ料理のなかでも一番好きな白子。
料亭にありがちな小賢しい盛り方もせず、ホイルに惜しげもなく包まれた白子に驚き。
ところが高級料亭に負けない味、白子が新鮮なんだろう。
山形ではあんまりフグは捕れないのになぜ新潟に？なんて考えながら食する。
続いては［鯨のみそ漬け］が運ばれてくる。
以前紹介した「ねぎぼうず」にある［さえずり］に似た身（多分皮のベーコン部分）を、
みそ漬けにしたものだと思うが、みそ漬けにしたおかげで油が取れしつこさが無い。
それでいて鯨本来の濃厚さが残っていて美味い。
それじゃ、そろそろ内臓系は止めにして魚でも。
そこで見つけたメニューが［こまい焼］？
実は食通ぶってるオイラが、始めてお目にする魚だ。
うちの田舎に［棒ダラ干し］という魚があるが、それよりは少し小さい。
干し魚の一種なのだが、頭がないのでどんな魚かは不明。
けど、食べてみてびっくり、うま味が濃い。そして美味い！
味はハタハタの干したやつに似ているが、しっとり感はない。
これは酒に合う。日本酒を断っていたのも忘れ「これは日本酒じゃないと！」って、
言いながら酒と共に食す。（酒は新発田に敬意をはらい［初花］で）
いや〜魚は山形だと自負していたが、やるじゃん新潟！
幸せ幸せ。美味いもんと出会えた途中下車でした。
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