Archive for January 2007

24 January

寒ダラ鍋でぽっかぽっか


この季節の山形名物は、[寒ダラ鍋]です。地元では[ドンガラ汁]と言います。



日本海で捕れる鱈を使った鍋なんですが、なんてったって鱈がすごい!
冬、特に1月末から2月の頭にかけて取れる寒ダラを、
全て残さず鍋にしてしまうのが寒ダラ鍋の心髄。
味は味噌仕立ての鍋で、具は大根とネギのみ。
身は当然、肝臓や腸のガラ、そして白子まで鍋にぶち込む漁師料理なのです。
ぐつぐつ煮込んだ鍋に、最後に白子をどっさり入れ、
煮上がった具や汁を器に盛り、岩のりをかけいただく。
(岩のりも山形の名産。最近はなかなか取れないようだが)



美味〜い。心まで温ったまる!山形に生まれて良かったぁ〜。

これで今年も風邪知らずでいられるね。
オカン毎年ありがとう。

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19 January

まだまだあります美味いもん


今日は数ある山形の美味いものの中で、紹介しきれていなかったもんを紹介します。
なぜ紹介しなかったのかと言うと、
これらより美味しいものがあったために除外していました。
そんな日陰な美味いもんとは、まず[甘鯛の塩焼き]です。



以前紹介した「口細カレイ」が代表的な焼き魚であるために除外されてました。
甘鯛は京都で「グジ」っていいますが、山形では「甘鯛」です。(当たり前か)
京都のものより小降りですが味は負けてませんよ。
でも口細カレイのうま味には勝てませんけど。

続いては[ワタリガニ]です、



オカンが送ってくれる「ズワイガニ」に比べると味も見た目も劣りますが、
これだけ大きなものになると結構いけます。
けど身を取り出す作業はズワイガニの2倍の労力が必要です。
なので田舎ではみそ汁にしちまいます。

最後に登場は、山形でも超〜有名な漬物[茄子の漬物]です。



実はオイラ美食家気取りですが、茄子は苦手なのです。
漬物を筆頭に、煮ても焼いても炒めてもだめです。
どうも紫の色味と、アクの強さがダメらしいのですが。
山形の茄子の漬物には、数多くの種類があります。
たとえば「小茄子のからし漬け」とか塩漬けの「蔕取茄子」、
青とうがらしと塩だけで漬け込む「ぺそら漬け」などがあります。

漬けるオカンに悪いし、茄子も食べれるようにならなきゃね!

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09 January

リンゴも有名


先日帰省したその帰り際にオカンが「リンゴ持ってけ」と、真っ赤なリンゴを渡される。
毎年12月1日、亡き親父の誕生日にプレゼントを贈ると、
必ずと言っていいほど親父が「お礼にリンゴ送るわ」って言ってたのを思い出します。

実は山形、青森に負けないくらいリンゴも有名です。
種類は「サンふじ」という銘柄で、切ると中にびっしり蜜が詰まった甘いリンゴです。



最近では「悲願五年ふじ」という、なんと糖度が17〜18度のリンゴも開発されています。
サンふじは糖度が13度ぐらいですが、オイラは少し酸っぱさが残るリンゴの方が好きです。

切ったリンゴを塩水につけて、親父の思い出と一緒にいただきました。

03:04:47 | handclap | No comments |

06 January

正月に帰省


今年(去年)は年末に忙しかったのと、
親父の喪中が重なり、年越しの帰省は無しかなと思っていたが、
一人っきりで田舎に残すオカンが気になり、やっぱ帰省する。
「帰ってこんでいい」と言うオカンだが、
久々に会ったオカンの顔が嬉しそう。帰ってよかった。

それじゃ美味いもんを紹介しようと、カメラ片手に食卓に座るが、
次から次えと来客があり、そんな暇なし。
それに、また蟹が6杯も食卓に置かれている。蟹はもういらん!

やっと客も帰り、オカンに「小腹が空いた」と言うと、
「イクラでも食ってろ」とイクラとご飯を置いてく。



オカンはお歳暮に新巻鮭を親戚に送るのだが、
その時にイクラを取り、孫やオイラたちのために取っておく。
けどその量が半端じゃない。

今日も好きなだけイクラをご飯に乗せて頬張る。



けどイクラばっかじゃ飽きるし、まだ食えそうだったんで、
そこでシャケ入のおにぎりとイクラを合体させ、
親子おにぎりを追加する。




田舎じゃないと味わえない醍醐味がここにはあるのだ!
どうだ皆、羨ましいだろう。
でも、これは全てオカンのおかげなんです。
オカンありがとう。

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