Archive for September 2006

24 September

新たなページ「山形の美味しいもん」


この度「飲み歩き奮闘記」から独立した「山形の美味いもん」です。
なんやかんや言って、しょっ中飲んでる居酒屋の紹介よりも、
実家のある山形の美味い物を紹介するほうが、
更新しやすいと考え作りました。
親父が生前好きだったもんや、
なかなかお目にかかれない珍しい食材なんかを紹介します。
山形の出身の方には懐かしい食材が登場するかも。
もし他に美味しいものを知っている方がいたら教えてくださいね。

まずは「玉こんにゃく」です。
このコンニャクは丸いコンニャクで、醤油だしの汁で煮込みます。
山形ではとてもポピュラーな食材で、
祭りとか運動会などの屋台で売り出されます。
通常は割りばしに4〜5個ほどを串刺しにして、煮込んだものを売ってます。
薬味でねりからしをつけて食べます。
ぷりぷりで、少し硬めの触感がとても美味しいコンニャクです。
お袋の実家で大石田という街がありますが、
そこの玉こんにゃくは有名でとても美味しいです。




続いては「もろへいや」。
野菜の一種で、聞いたことがある方もいるかと思いますが、
実家ではこの「もろへいや」を細かくたたいて食します。
ねばねばが出て美味しくなります。
ビタミンが豊富で、とても体に良い食材です。
味は淡泊ですが、塩っけの強い食材が多い山形では、
このあっさり感がまたいいもんです。




最後に紹介は近海で捕れた「イナダの刺し身」と地物の「バイ貝の刺し身」です。
地物の刺し身は数あれど、イカ刺し・鯛の刺し身と並ぶ夏の旬です。
特にバイ貝の刺し身は、身が大きくコリコリした触感がたまりません。
口中に海の香りが漂います。
通常バイ貝は3〜4cmですが、地物は10cm以上のものが支流です。
小さいバイ貝を醤油で煮詰めても美味しいですが、刺し身はまた格別です。
イナダの刺し身も油がのって、美味しいです。
自分は絞めてから少し早めの方が、美味しい気がします。
また美味しい刺し身の情報があれば更新していきます。
お楽しみに!





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19 September

大好きだった親父が死去


8月31日深夜、母親からの電話で親父の死去を伝えられた。
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夏休みに帰省し元気だった親父と会うことが出来たが、
やはり歳(78歳)のせいか元気がない。
持病の喘息も悪そうだ。

夏休みを終え上京しその2週間後、
母親からの電話で親父の具合が悪いと聞かされ、急いで田舎に帰る。
なんとか親父が元気を取り戻し、安心して東京に帰ろうとすると、
「孝司、早く田舎に帰って来い」と親父。
「分かった、分かった」と言いながら再度上京するが、
それが親父との最後の会話となる。

またその2日後、母親からの電話。
「今、お父さんの具合が悪く病院に救急車で運ぶ」とのこと。
「お父さんは元気だから」という母親の言葉に少し安心したが、
容体が急変し、そのまま逝ってしまった。

葬式も終わり少し落ち着いてはきたが、無念さはなかなか消えない。
病院の処置にも疑問が残る。
最後の2日前に会えたのが、唯一の救いなのだが。
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自分にとっての親父は人生の教師だった。
(本当に親父の職業は高校教師)
今の自分があるのも、親父の教えがあってのこと。
本当に感謝しているのに、それを返せず逝ってしまったのが心残りだ。

しんみりした話で申し訳ないが、追悼の意味もこめて。
みんなも後悔のないよう親を大事にしてください。

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